医師紹介

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院長挨拶

安心して
任せていただける
都心の
精神科医療を
医学博士 精神科専門医・臨床心理士 歌舞伎町メンタルクリニック院長 倉本 英彦

歌舞伎町メンタルクリニックはJR新宿駅徒歩7分、東新宿駅、西武新宿駅、新大久保駅からも徒歩圏というとても便利なところにあります。その地の利を生かし、当クリニックではさまざまな悩みを持つ多くの方々に幅広く対応していくことを目指しています。不眠、不安、気持ちの落ち込みといった症状に対して精神療法を通じての回復を目指し、薬の処方を最小限としています。

私は今までに、精神科救急の患者さんに対応する精神科医療、若者やご家族が集まる外来クリニック、地域の保健所や精神保健福祉施設、中高の学校医、企業の産業医、大学の心理臨床センターなど、さまざまな臨床場面での経験を積んできましたが、そのなかで感じたのは、薬物療法と精神療法のバランスが大事だということです。
うつ病の方の中には、薬が必要ない方も大勢いらっしゃいます。また逆にどうしても薬が必要な病気の方もいらっしゃいます。病気によっては多くの薬が必要なのですが、それでも丁寧な診察によって薬の量を最小限にすることができることがよくあります。

こうした精神療法と薬物療法のバランスのさじ加減は、長い経験を必要とするものですので、薬漬け治療にならないためにも、また逆に不充分な治療で経過が長引かないようにするためにも、診察の中でよく話し合いよく検討していくことが必要です。
精神科・心療内科の受診がはじめての方も、このような点について安心して受診していただけるよう配慮しています。また、家族療法、集団療法、精神分析的精神療法や認知行動療法についてもご相談に応じていますので、ご関心のある方はお問い合わせください。ご家族のみのご相談や外国語による対応、カウンセリングや心理テストも受け付けております。

よくある質問

Q.こころの病とその対処法は?
A.近年ますます、「こころの問題」を身近で耳にするようになっています。心のバランスが崩れる原因はさまざまで誰にでも起こりえます。メンタル面の不調や精神的な障がいは特別な病気ではありません。家族関係や社会生活などの環境とのかかわり、対人関係の問題がひそんでいることもあります。問題の大きさは人それぞれ異なりますから、一人ひとり、じっくり時間をかけて問題をひも解きながら、社会に踏み出していけるように援助します。それには適切な見立てと治療方針を立て、温かく寄り添い、必ず良くなるという安心感を補給し続けることが一番大切です。
Q.診療方針は?
A.現在、当クリニックには精神科医と多数の臨床心理士・公認心理師が在籍し、精神療法、薬物療法、家族療法や環境療法など、その患者さんの状態に応じて、どのようなアプローチをすればよいのかを丁寧に検討します。特にカウンセリングを重視し、充分な時間をかけるようにしています。そのうえで、その人やまわりができることを探し、その時点での最適な適応レベルをめざすようにします。目標は、あの手この手でご本人が自立した社会生活を営むことができるようにすることです。あせらず、その患者さんのペースで、その人なりにあらゆる手をつくしていきます。
Q.病を克服するには?
A.受診する医師がしっかりした専門性と経験をもち、信頼できるかどうか。また薬だけにたよるのではなく、ストレスのかからない生活習慣の改善やほかの対処法もすすめたりします。患者さんの状態にもよりますが、治療を開始して半年から1年たつと、それなりの対処の仕方をご本人も学んでいきますので、治療の成果のめどがついてきます(※)。
病気を克服するために不可欠なのは、治療者と患者さんの「協同作業」なのです。
(※)倉本英彦著「思春期のこころの問題と予後」ナカニシヤ出版/2018年12月刊を参照
Q.最後に、倉本院長からメッセージを!
A.精神科医としての私の役目は心が発信しているSOSに真剣に向き合い、一人ひとりの患者さんがイキイキと元気に暮らし、幸せになるために、一緒に考えていくこと。その意味では心の病の専門ドクターであり、多種多様なストレスをかかえる現代人に不可欠なサポーターともいえますね。宣伝になりますが、当医院はJR新宿駅、西武新宿線西武新宿駅、都営大江戸線東新宿駅からほど近く、患者さんも雑踏にまぎれて目立つことなく通院できる場所です。また、地域特性もあり外国人の患者さんもよくいらっしゃいますよ。

書籍のご紹介

以下の著書を当院にて定価販売しております。

書籍のご紹介
  • 『思春期のこころの問題と予後』 2018年12月刊 ナカニシヤ出版 
  • 『学校メンタルヘルスハンドブック』 2017年9月刊 大修館書店
  • 『エンパワーメントのカウンセリング―共生的社会支援の基礎 (マクロ・カウンセリング実践シリーズ)』 2008年1月刊 川島出版
  • 『つまずく若者たち―思春期臨床の現場から』 2007年1月刊 日本評論社
  • 『思春期のメンタルヘルス』 2003年6月刊 北大路出版
  • 『社会的ひきこもりへの援助―概念・実態・対応についての実証的研究』 2002年8月刊 ほんの森出版

『思春期のこころの問題と予後』 2018年12月刊 ナカニシヤ出版 

こころの病や情緒や行動の問題を含めたこころの病理の予後(治療転帰)について、理論や実証研究に加えて臨床に関する詳論を収録。

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